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    ASローマの王子様フランチェスコ・トッティ

    配信で忙しかったり、東日本大震災などで更新が遅れてしまったことに陳謝しつつ、それよりも大事なことについて1つ述べさせていただきたい。
    東日本大震災で被災された皆様の1人でも多くのご無事・ご健康をお祈りするとともに、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りしたい。


    さて、久々の更新となった今回の記事では、昨日のフィオレンティーナ戦でセリエA通算得点200点目を記録したASローマの王子様(イル・プリンチペ)フランチェスコ・トッティとASローマの現在、残りのシーズンについて分析してみようと思う。
    セリエA通算468試合目(筆者計算)での6人目の記録達成となったローマの王子は、イタリアの至宝ロベルト・バッジョの通算205ゴール(通算452試合)までもあと5ゴールと迫っている。
    ここではバッジョとトッティを比べることはしない。
    もちろん、ポジションも近く、お互いファンタジスタと呼ばれるタイプの選手なだけに、比較されているところもしばしば見るが、私には比較できない。
    好き嫌いもあって賛否両論を生む結果になるだけの話である。
    ただ1つ言えることは、デビュー(1993年3月28日対ブレシア戦)、初ゴール(1994年9月4日対ブレシア戦)から昨日の試合まで、全ての出場、クラブでの全てのゴールをローマのユニフォームを着て挙げていることは、偉大なことだということである。
    一時期は、レアル・マドリードやACミランへの移籍も噂されたものの、ローマとオリンピコに残り続けているトッティは、正真正銘ASローマのバンディエラである。
    それを物語るのが、トッティの調子とローマの調子は高確率で合致するということである。
    トッティはASローマの中心なだけでなく、ASローマ自体であるということだ。

    スパレッティ前々監督はトッティを大黒柱に据えた0トップでセリエでの財政難ローマ復活を築き上げながら、いつもの開幕不調により、解任された。
    昨シーズン3節目から就任したラニエリ前監督に求められていたのは、その継続とさらなる高み、そう、スクデットが期待されていた。
    ラニエリは4-2-4-0と4-3-1-2を使い分けながら脅威の追い上げを見せながら一時は首位を目指す。
    公式戦20戦無敗、リーグ24戦無敗はクラブレコードであった。
    が、しかし、終盤の伸びが足りず、またもや2位となってしまう。
    そうして迎えたのが今シーズンであり、開幕からの指揮としては初のシーズンをラニエリは迎えたのであった。

    毎年通り、ローマは開幕のスタートダッシュに遅れる。
    毎試合毎試合ラニエリはあれこれとシステムを入れ替え、安定した戦いをすることができない。
    4-2-4-0、4-4-2、4-3-1-2、4-2-3-1、3-4-2-1と手を変え品を変え戦術を変更し、選手も次々と変えていく。
    そうせざる得ない理由はどこにあったのか!?

    ラニエリといえば、カリアリでのキャリアが認められ、ナポリ、フィオレンティーナ、バレンシア、アトレティコ・マドリード、チェルシー、バレンシア(2度目)、パルマ、ユヴェントスと監督を歴任した(それなりに名前の売れた)監督である(良い意味でも悪い意味でも)。
    陣形をコンパクトに保ちながら、堅守を築き、素早いカウンターを得意とする監督なのだ。
    しかし、ローマの陣容にそんなサッカーに向いた選手は少ない。
    ヴチニッチ、メネーズはそういうサッカーにも向いた選手と言えよう。
    しかし、それ以外のメンバーはカウンター主体よりもポゼッションを主体とするサッカーを好み、そちらでより能力を発揮する選手である。
    また、ラニエリが好成績を残す際のチームには必ず、優秀なインコントリスタ(中盤の潰し役)がいるのだが、今のローマにはインコントリスタは不在であり、ボランチの箇所には、ローマ第2のバンディエラであるダニエレ・デ・ロッシと優秀なレジスタのダビド・ピサロを有しているという状況である。
    だからこそ、高いキープ力を誇るトッティを十分に使うことでポゼッションを保ちながら、スペースに飛び込むサッカーが生きる。
    まさしくスパレッティのサッカーなのではあるが。。。
    ペッロッタが重用されるのは、このプレーを得意とするからである。

    ラニエリはどうにか自分のスタイルにローマを当てはめたかったのである。
    しかし、それはならなかった。
    高いポジションでトッティが懸命に守備をすることなどない。
    中盤のディフェンスは運動量に欠け、出足が遅い。
    結果、守備はほとんどディフェンスラインまで持ち込まれ、高速カウンターは発揮できない。

    悪循環だった。
    やりたいサッカーとやれるサッカーの違いである。
    やりたいサッカーをするためにバンディエラをスタメンから外す。
    しかし、バンディエラが始めに不満を出し始める。
    これがローマの監督解任の合図。
    いつ解任されてもおかしくない状態で2月まで粘ったラニエリの忍耐を褒めたいと思う。
    ダビド・ピサロの怪我という(ラニエリにとっては)好機があったこともあるが。
    そしていつも通り北の3チーム(ACミラン、インテルミラノ、ユヴェントス)にだけは我武者羅になるということもあるが。

    モンテッラ監督が就任した。
    モンテッラはトッティと共にプレーした選手であったので、ローマの特色も十分に把握しているはずである。
    だからこそ、トッティを1トップ(0トップとも言えるが1トップ色が強い)に起き、高次元のポストプレーを生かすサッカーをしようとしている。
    インコントリスタがいないことでカウンターに弱いチームであることに変わりはないが、サッカー自体はやりやすさがあるだろう。
    そして、再び中心に舞い戻ったトッティは、失点を続けるチームの中で、攻撃の中心として得点を重ねるだろう。
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    この記事へのコメント

    ガッピル : 2011/04/01 (金) 00:00:20

    ロッソさん文章がガチすぎる。

    確かにトッティは良い意味でも悪い意味でもピッチ内外での
    影響力が大きすぎる。

    でもそんなトッティがローマ一筋、ほれてまうやろ―。

    坂本竜馬の嫁の旦那 : 2011/04/08 (金) 13:17:58

    今シーズンのローマのスタートを失敗させたのが、長友がいたチェゼでしたね。

    その長友も今はインテルの一員・・・

    サッカーはピッチ内外で何が起こるかわからん。

    ロッソネリ : 2011/04/09 (土) 02:00:34

    >>ガッピルさん

    ガチすぎてすいませんw
    トッティにはこのままローマの王子様として良いプレーを披露してほしいですね!
    ミラン戦以外w


    >>坂本竜馬の嫁の旦那さん

    そうですね!
    チェゼーナ戦でこけたところからでしたね。
    本当に何が起こるかわかりません。

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