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    お詫びと予告

    ここ2週間ほど、ブログやtwitterなどの活動を休止していました。
    予告が足りなかったことをお詫びいたします。

    というのも、この1週間ちょっとの間、イタリアにカルチョ旅行に行かせていただいておりました。
    試合観戦したのはキエーヴォvsインテルミラノ、ACミランvsレッチェ、インテルミラノvsオリンピック・マルセイユです。
    これから何回かの記事に分けてこれらの試合観戦記を主に「どうやって見るか」、つまりチケットの取り方などを中心にして書くことにしたいと思います。
    なお、それ以外にも現地以外だとどこでカルチョを見るのかや、ACミランのトレーニング施設「ミラネッロ」への旅、サインや写真の撮ってもらい方などをお届けしようと思います。
    ふんだんにカルチョを楽しませていただいたので、おすそ分けです。

    なお、試合分析に関してもセリエ3チームのCL2nd legやローマデルビーのものなどを遅ればせながら書いていきますので、ぜひご一読下さい。

    とにかくイタリア旅行はカルチョをより身近なものと感じる素晴らしい機会になりました。
    これからのブログなどにも反映させるようにしていきたいと気持ちを新たに頑張っていきます。
    よろしくお願い致します。



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    UEFAリーグランキングとヨーロッパリーグの存在意義とは

    今シーズンもチャンピオンズリーグではセリエ勢がベスト16に3チーム残ったが、ヨーロッパリーグのベスト16に進んだのはウディネーゼただ1チームとなった。
    そしていつも言われるのが「セリエはEL軽視」といった見方である。
    これは的を射た指摘ではあるが、そもそもELの存在価値とは何なのだろうか。

    UEFAヨーロッパリーグとは、前身UEFAカップがUEFAカップウィナーズカップを吸収する形で生まれたカップ戦で、出場資格が与えられるチームはUEFAリーグランキングに応じて上位チームのうちUEFAチャンピオンズリーグに出場できないチーム、ヨーロッパ各国のカップ戦王者などである。
    このチームたちは、ヨーロッパリーグで何を目指すのか。
    もちろん、中小クラブがその資格を得、ヨーロッパの舞台を経験することができるのは有意義なものとなるかもしれない。
    しかし、その中小クラブはヨーロッパクラブに出ることで選手層を拡充する必要が出るため、収支バランスを崩す可能性も無視できない。
    そして、それに失敗すれば残留争いに巻き込まれ、降格の浮き目に遭うかもしれない。
    ましてやある程度の強豪・ビッグクラブにとっては優勝争いを繰り広げる中で、週2、つまり中3日で国境を跨いで試合をすることを強いられることとなる。
    そうしたヨーロッパリーグがもたらす報酬はというと昨2010-2011シーズンの覇者であるFCポルトでさえ、総額783万7046ユーロ(当時レートで約8億6000万円)を受け取るに留まった。
    この額はこの冬チェルシーがボルトンにギャリー・ケイヒルに支払った移籍金に満たず、先ほど発表された『フランスフットボール』紙による世界最高年収サッカー選手となったリオネル・メッシの3100万ユーロの4分の1程度なのである。

    しかし、UEFAリーグランキングでは、UEFAヨーロッパリーグがUEFAチャンピオンズリーグと全く同様に扱われるのである。
    UEFAリーグランキングとは、各所属協会からのUEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグに参加するクラブ数の決定に使用される。
    計算方法は各協会のクラブが1シーズンに獲得したポイント(勝利:2ポイント、引分:1ポイント、予選のポイントは半分)を合算し、対象となる2大会に参加したクラブ数で割るという方式を取る。

    この平等に扱われるUEFAチャンピオンズリーグとUEFAヨーロッパリーグに、平等の価値があるのかどうかは筆者にはわからないが、ヨーロッパリーグに対しての取り組み方は各国、各チーム毎にことなるものとなる。
    存在意義がないわけではないが、その国やチームの文化に拠るところは大きいのである。

    そして、そうした各国のそれぞれ異なる文化を否定するUEFAリーグランキングにおける両カップ戦の扱い。
    それが、リーグランキングを「ランキング」らしくないものにする。
    この現行制度に修正すべき点はあるのではないだろうか。




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    攻撃的ポジション

    ついにイタリア語のポジション講座も第5回を迎え、これが最後の講座となる。
    最後には攻撃的ポジションがイタリア語で以下に分類されているのかを説明する。

    「トレクァルティスタ(Trequartista)」
    「4分の3の人」という意味で表されるこのポジションは、ピッチを4つに分割した中の後ろから3番目のポジションで主にプレーする選手たちを形容するために用いられる。
    俗に言うところの「トップ下」のようなポジションである。
    代表的な選手はカカ、ジネディーヌ・ジダンであろう。

    「アラ(Ala)」
    この語で表されるのは「ウィング(WG)」の選手達である。
    「アラ・シニストラ(Ala Sinistra)」が「左ウィング(LWG)」である。
    「アラ・デストラ(Ala Destra)」が「右ウィング(RWG)」である。
    ここで代表的な選手を挙げないのは、イタリアにおいてはこのポジションを使ったチームが非常に少ないことから候補を挙げにくいことが理由である。

    そして、次に最前線に移ろう。
    「アタッカンテ(attaccante)」
    「アタッカー」を意味するこの語は「フォワード(FW)」の選手の総称である。
    「アタッカンテ(attaccante)」は御存知のように2種に分類される。

    「チェントラバンティ(Centravanti)」
    この語は「センターフォワード」を表す。
    代表的な選手は、マルコ・ファン・バステンである。

    「セコンダ・プンタ(Seconda Punta)」
    この語は「セカンドトップ」を表す。
    代表的な選手はアレッサンドロ・デル・ピエロであろう。
    ポジション的には異論があるかもしれないが。

    次に以上の攻撃的ポジションの枠からはみ出た新たなポジション概念を紹介しよう。

    「メッザーラ(Mezzala)」
    昔は3センターハーフの左右の選手の総称として使用されていたが、昨今では違った用法で使用されているポジション概念である。
    直訳すると「半ウィング」という意味で表されるこのポジションは、昨今、「トレクァルティスタ(Trequartista)」と「アラ(Ala)」と「セコンダ・プンタ(Seconda Punta)」の中間のポジションを主なプレーエリアとする選手を称するときに使われるのだ。
    この概念は直近のイタリアサッカーシーンで用いられているため、慣れない人が多いかもしれないが、ぜひ覚えてもらいたいポジション概念だ。
    このポジションで現在活躍している主要選手といえば、パレルモで大ブレーク中のハビエル・マティアス・パストーレとヨシップ・イリチッチ選手であろう。

    次に有名な言葉とともに攻撃的ポジションの特殊系について述べたい。

    「10番というより、9.5番だ。」(ミシェル・プラティニ)
    「9.5番」
    イタリアではストライカーの選手は伝統的には「9番」「11番」といった背番号を着け、「トレクァルティスタ(Trequartista)」の選手は「10番」を着けた。
    この説明からわかる通り、「9番」のストライカーとしての仕事と「10番」の「トレクァルティスタ(Trequartista)」の仕事の両方をこなしてしまう選手が極稀にいる。
    それがミシェル・プラティニであり、ロベルト・バッジョであった。
    「ファンタジスタ(Fantasista)」の究極系とも言えるであろう。
    「ファンタジスタ(Fantasista)」論は長くなり、各人によって最高の「ファンタジスタ(Fantasista)」の理想系は異なる。
    私にとってはそれはロベルト・バッジョであった。




    イタリア語のポジション講座は第5回が最後の講座である。
    皆さんの中でイタリアでのポジション概念が上手く整理されたであろうか?
    この概念を基本形とし、フォーメーションや試合中の動きを見て、各チームの戦術をすっきり理解し、よりサッカーを、そして特にセリエを楽しんで観戦していただけると幸いである。
    また、私の放送ではこうした概念を用いて戦術分析の説明をすることが多いため、参考にされたい。
    こうした概念を詳細に分類し、分析に用いるイタリアカルチョセリエAは戦術面において最高峰であると思う。
    云わば「頭脳」を用いて見ることを用いられることはセリエの特徴であり、長所と言えるだろう。

    イタリアにおける「ディフェンシブハーフ(DH)」「センターハーフ(CH)」「ボランチ」

    イタリア語のポジション講座第4回は、「ディフェンシブハーフ(DH)」「センターハーフ(CH)」「ボランチ」と呼ばれるポジション、選手の特徴がイタリアではどう呼ばれるのかについて書く。
    イタリアでは、位置だけではなく「役割」意識が強いということが以下を読んでいただければわかるだろう。
    それほどこのポジションの選手の特徴は役割によってきめ細やかな分類がなされている。
    日本では位置的な観点と役割的な観点がごちゃ混ぜになっており、理解が難しいかもしれない。
    よって、今回のブログは長々とした文章になる。
    先にお詫びしたい。
    また、わからないことがあればコメントで質問受け付けます。
    それでは始めていこう。



    まずは位置的な観点から「ディフェンシブハーフ(DH)」「センターハーフ(CH)」「ボランチ」と呼ばれるポジションは「チェントロカンピスタ(Centrocampista)」「チェントラーレ(Central)」「メディアーノ(Mediano)(=真ん中の人の意)」と呼ばれる。
    この呼び方の3種に差異はなく、人それぞれということになる。

    次に、まず位置的観点から上のように総称して呼ばれるこのポジションの選手が以下のように役割の観点から詳細に分類されていく。
    ただし、ここまで詳細な分類がされたのは90年代以降であるため、代表的な選手が近年の名選手になる。


    やや守備的な役割が強い選手は2種の呼び方が主になされる。
    分類は以下の通りだが、混合されている場合が多いため注意が必要。

    ①「インコントリスタ(Incontrisita)」
    「ぶつかる人」を意味するこの語で表される選手の特色は、運動量が激しくどんどんフィジカルコンタクトをかけてボールを奪取することを得意とする点である。
    競り合いが多いため、それに負けないパワーと闘争心を有していることが多い。
    また戦術理解度も必要であるが、運動量の方にやや特徴が高い。
    また、運動量に長けているため攻めあがることもある。
    代表的な選手は、レジェンドではディディエ・デシャン、現役ではジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾであろう。

    ②「インテルディトーレ(Interditore)」
    「阻止する人」を意味するこの語で表される選手の特色は、ボール奪取力、カバーリング能力に長けている点である。
    ポジショニングが優れていることが必要で、そのため戦術理解度が極めて優れていることが特徴となる。
    より守備的な選手たちであることが多い。
    代表的な選手は、レジェンドではマルセル・デサイーであろう。

    次に攻守に積極的に顔を出す選手達の分類が以下である。

    ③「クルソーレ(Cursore)」
    「飛脚・使者」を意味するこの語で表される選手の特色は、運動量が高いため攻守に積極的に参加する。
    守備時は豊富なプレッシング、攻撃ではオフ・ザ・ボールの動きで前線の攻撃に参加する。
    インコントリスタと混合されることが多いが攻撃も高いレベルでこなせることが分類上の差である。
    フィジカル能力の高い万能型と言うことができるかもしれない。
    「ダイナミック」と表現されるプレーが多いのもこの分類の選手の特徴だろう。
    代表的な選手としてはレジェンドではエドガー・ダヴィッツ、現役ならパトリック・ヴィエラを挙げたい。

    ④「インクルソーレ(Incursore)」
    「襲撃者」を意味するこの語で表される選手の特色は、攻撃的な特徴の強さで、前線へのオフ・ザ・ボールでの攻め上がりで、攻撃のタスクも担うことからテクニックも求められる点であろう。
    また攻めあがった際の得点能力も高いことが必要となる。
    代表的な選手としては、クラレンス・クライド・セードルフ、デヤン・スタンコビッチ、ダニエレ・デ・ロッシであろう。

    次に、このポジションの特殊系について。

    ⑤「レジスタ(Regista)」
    「演出家、映画監督」を意味するこの語で表される選手の特色は、広い視野と長短のパス精度の高さ、そしてボールロストしないテクニックである。
    中盤の底から精度の高いパスでチームの攻撃の起点となることが多い。
    しかし、この分類の選手を中盤で使う際には、インコントリスタの選手をセットで使うことが必須となる。
    どうしてもこのタイプの選手は攻撃に重きがあるため、運動量豊富な守備的な選手が必要となるのである。
    代表的な選手は、デメトリオ・アルベルティーニ、アンドレア・ピルロである。

    そして最後には以上の全てを兼ね備えた選手のことを以下のように言う。

    ⑥「ウニベルサーレ(Universale)」
    「万能の」を意味するこの語で表される選手の特色は、①~⑤に求められる能力を高水準で有する点である。
    代表的な選手としてはフランク・ライカールトを挙げたい。

    ⑦「アティピコ(Atipico)」
    「非定型的な」を意味するこの語で表される選手の特色は、「ウニベルサーレ(Universale)」と呼ばれるほどまではいかないが①~⑤に求められる能力をある程度の水準までは有している点である。


    以上が、普段「ディフェンシブハーフ(DH)」「センターハーフ(CH)」「ボランチ」と呼ばれるポジションの選手達の特徴の分類である。
    長々となってしまったがご理解いただけただろうか?
    御存知であった方でも、非常にごちゃ混ぜに使われており、整理にお使いいただけただろうか?

    サッカーを見る上で、この知識をいかに有効活用するか。
    スタメンのメンバーを見た際、以上のような分類に選手を適切に当てはめ、出ている選手がバランスよく配置されているのかを見れば、そのチームがどういうサッカーをしようとしているのかがわかりやすくなる。
    ぜひご理解頂き、サッカー観戦の視点を獲得していただければ幸いです。



    参考HP
    「各国のセンターハーフの類型3 「ボランチ論」 PART2」
    http://blog.goo.ne.jp/rossana75jp/e/766957cb32debd9a7241e92d0f4f635f


    参考文献
    「アンチェロッティの戦術ノート」(カルロ・アンチェロッティ、片野 道郎 他、2010/5)

    アンチェロッティの戦術ノートアンチェロッティの戦術ノート
    (2010/05/10)
    カルロ・アンチェロッティ、片野 道郎 他

    商品詳細を見る

    「エステルノ(Esterno)」=「サイドハーフ(SH)」

    イタリア語のポジション講座第3回は「エステルノ(Esterno)」について。
    意味は「サイドハーフ(SH)」である。
    もちろん左右の言い分けがある。
    「左サイドハーフ(LSH)」は「エステルノ・シニストロ(Esterno Sinistro)」と言う。
    ここの第一人者はパベル・ネドベドであろう。
    「右サイドハーフ(RSH)」は「エステルノ・デストロ(Esterno Destro)」と言う。
    ここの第一人者はロベルト・ドナドーニであろう。
    ここで求められる能力ははっきりする。
    まずは縦の突破力とクロスなどでの高いパス精度。
    カットインのタイミングの判断能力もそうだろう。
    セリエに限った話ではないだろうが。

    これだけでは短いので、ここで典型的にサイドハーフを使うシステム4-4-2を重用するチームについて。
    セリエにおいて今現在、4-4-2のシステムの牙城と言えるのが、「ビアンコネッロ」の愛称を持つユヴェントスである。
    また、2011年4月現在、「アッズーリ」ことイタリア代表を指揮するプランデッリ監督も元はと言うとこの4-4-2システムの使い手であり、中田英寿さんもプランデッリの下でプレーした際には「エステルノ・デストロ(Esterno Destro)」で起用されていた。
    しかし、この00年代にイタリア人でサイドハーフとして活躍した選手は数少ない。
    この理由は僕にもわからないが、その結果、4-4-2を使用するチームのサイドハーフの多くは外国人選手である。
    また、プランデッリ監督は後々4-4-2システムを使うことを(ほぼ)諦めている。
    現在、ユヴェントスではクラシッチ選手が主に右サイドハーフの選手として異彩を放つ素晴らしいプレーを披露している。
    しかし、左サイドハーフの選手は固まることなく、とっかえひっかえ選手が起用されている。
    今夏、左サイドハーフの選手を獲得することができるのか?
    そして、来年のスタメンには誰が出ているのか?
    来シーズンのユヴェントスの鍵はここにあると思う。



    次回のイタリア語のポジション講座は俗に「ボランチ」「センターハーフ」「ディフェンシブハーフ」と呼ばれるようなポジションの詳細な分類についてです。
    このポジションの分類は詳細かつ多岐に渡っており、整理が難しい。
    ゆえ、文章がかなり長くなると思われます。
    ご了承下さい。



    また、昨日、インテルミラノがサンシーロでシャルケ04に惨敗を喫した。
    セリエ好きの僕としてはライバルチームとはいえ、敗戦にショックを受けました。
    その試合の分析も書きたい。
    (書かないといけない記事が溜まりまくっている。)

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